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2008年02月11日

●13号地に行ってまいりました


13号地に行ってまいりました。


昔で言う、埋めたて地。”13号地”。
今で言うお台場です。


13号地が埋め立てあがった頃、テレビでとある評論家が


「都は広大な土地を東京湾に隠し持っている。さっさと民間に開放しろ!」


とえらそうに言っていました。
なんのことはない。みんなで出したゴミでできた土地。
散々ゴミだしといて、処理を自治体任せにして、埋立地になったら土地を隠しもっているのが悪いとは、なんだか勝手な理論だなあと思った覚えがあります。ずいぶん前ですね。


殺伐とした、ぺんぺん草も生えない、いかにも埋立地的な、荒涼とした土地だったのに。いまじゃ緑も根付いて。

楽しそうな人も沢山です。


旅行者も多いのです。とある日、ゆりかもめにいたフランス人男の子が、感慨にふけりながらお父さんに聞いていました。
「日本は京都がある古い国なのに、古いものを壊して、どうしてこんな未来都市を作っちゃうの?」
「古いものを壊すのはびっくりするけど、日本はどんどん新しい技術に挑戦する国なんだよ。新しいことを試して強くなっているんだよ。」と、フランス人お父さん。
よくわかっていらっしゃる。私のフランス語力が確かなら。。。。

13号地でのギフトショーを見に行ってきたのですが、量産前提ものばかりで、特に心触れるものはありませんでした。ほとんどが雑貨のなか、量産もの工芸品もあるのですけど、品質にもお取引にも心が落ちちゃっているのですよねえ。不思議と。


その中で、ただひとつ。圧倒的なクォリティを誇るブースがありました。やっぱり。私の地元の商工会ブース。
「どうして伝統工芸に興味を持っているのですか?」と質問され
あれ、どうしてだっけ?


家に先祖代々のものがあること。
父が海外工場立ち上げのため、SONYよりもHONDAよりも早い駐在生活が続いていたこと。
伝統工芸は学校で習うし、ニュースも多いから、子供の頃からなじんでいたこと。
母が美術工芸が好きで、子供のころから美術展を回っていたこと。


そんなことから、自然と興味を持つようになっていたというを話しました。


作家さんのものに興味を持ったきっかけも、
圧倒的な存在感のある、同じ地元出身の作家さん作品がきっかけです。ちょっと別格な方。個人的にコレクションしています。徹底的に技を追い込むからこそ出るクォリティが好き。webショップでは扱えないし、扱いたくないし、扱おうと思うデリカシーのなさも持ち合わせておりませぬ。作家さん寄りの実ギャラリーを夢見ている理由のひとつです。


そういうものが日常の風景にあると、刺激をうけますよね。
心地よい気づきと緊張感、インスピレーション。


昨年も今年もギフトショーはNGだわあ。
かなり厳しい目になりますけど、お金を払うに値するお仕事をなさっている方の作品を、これからも地道にのんびりと発掘してまいります。
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