●ライフアートって。
ライフアートという言葉を使っています。多分私の造語です。だと思っています。
もともと西洋美術、しかも印象派以降が好きでしたが、子供の頃から日本の工芸は好きになれませんでした。
美術に見えなかった、というのが6歳くらいの日本伝統工芸に対する印象です。fine artが好きだったのですね。
小学生になると、日本画も好きになり、彫刻も好きになり、書も好きになりますが、最後まで残ってたのが工芸の世界。
「こういうものが好きになったら人生半分過ぎた証拠」と、生意気なちびっ子だった当事思っていました。
それが、ある日来ちゃったのです。
何か残していたものが「カチン」と会った音がしました。同時に
「あーあ。人生半分過ぎた」とも思いました。
今でもよくわかりません。
よくよく調べてみると、日本にはfine artは存在しないのではと思います。立派な屏風絵も所詮、装飾品。用の美(にしては立派すぎるけど)に過ぎないのです。単なる身の回り品をとんでもない品質までに高めてしまうのが日本人の文化というか習性なのではと思います。
fineartが存在しないのは、エゴの意識が薄いからではないか、という考察も始めていますが。まだわかりません。
技を磨くのが先か、感性が先立つのか、両方が混在して高みにいってしまい、何でもないものもすごいものに仕立て上げてしまうのが日本人。それって、日本が強い製造業に受け継がれていますよね。日本の美術って要するに製造業なのよ。量産品を馬鹿にする人がいるけど、とんでもないことだわ。ものすごい緻密な努力を沢山の人がしているというのに。
明治維新の頃、西洋に追いつけと、それまでなかった美術を学ぶために、日本伝統工芸(美術)を捨てています。それから100年。なにかぽっかり空いた分断されたものを見て、なんなんだーという感じがしています。
ご先祖たちのやったことの整理をしなくてはいけないなと思っています。
数年前に、資生堂ギャラリーでlife/art展というのがありました。確か日本伝統工芸でfine artをやろうという試みでした。試みとしては意義があったと思いますが、正直、展示内容は失敗していると思いました。そもそも無理なのです。fine artと日本の工芸は設計思想が違いますから。
じゃあ、くっつけちゃえと思って生み出したのが「ライフアート」という言葉でした。日常に使える作品という意味にしました。
どうやら、玉村豊男さんも同じ言葉をほぼ同じ意味で使っていらっしゃるんだなあ。ご挨拶しないとダメかしら。
そういうわけで、
子供の頃大嫌いだった、最近までもあまり好きでなかった、用の美ものが好きになってきています。そういう作家さんも見つけてご紹介したいです。
ライフアートギャラリー ラクシ
http://lxy.jp/

人気blogランキングに参加しています。
ブログ村のランキングにも参加してみました。
ランキングサイトです。clickで応援お願いいたします。
ランキングサイトです。clickで応援お願いいたします。
作家もの和食器とアートのセレクトショップ、ラグシュリナチュラリ













